【AKB48スペシャルインタビュー】秋元才加
日刊ゲンダイ 9月24日(土)10時0分配信
AKB48の中でひときわ目立つ彫りの深いシャープな顔だちは、父親が日本人で母親がフィリピン人のハーフだからか。最近では「笑っていいとも」のレギュラーを務め、他のバラエティにも引っ張りだこだ。
秋元の何がウケているかといえば、本人が「アイドルがやってはいけないことをぶち壊しまわっている」と言って憚らない男っぽいキャラクター。同性からの支持の高さはメンバーの中で群を抜く。
実はAKB48のオーディションを受けたのも、アイドルになりたかったからではなかった。
「ちっちゃい頃から目立つのが好きで、歌も大好きでした。そんな時にAKB48のオーディションの案内を偶然見て、そこには“歌手や女優、色んな夢に向かって一人ひとりが頑張る場所です”って書いてあったんです。私は昔からマイケル・ジャクソンのファンだったから、その夢へ向かう養成所みたいな気持ちでオーディションに挑戦したんです」
それは06年春のこと。秋葉原の劇場では前田敦子や高橋みなみら1期生が、少ない常連ファンを前にアイドルらしいパフォーマンスを披露していた。
「1次審査に受かって劇場へ行ってみたら、皆がフリフリのピンクの衣装で踊ってるのを見てビックリ。“これは自分には似合わないかも”と急に消極的になってしまい、思わず支配人の戸賀崎智信さんに『2次審査は辞退します』って言ってしまいました(笑い)。それを両親に話したら『今は嫌かもしれない けど、将来は変わるかもしれないよ』とアドバイスをくれて、結局、最後までオーディションを受けたんです。ウチの家族ってハチャメチャなんですけど、この時だけはいいことを言ってくれたと今も思っています」
ハチャメチャって?
「父親は猫みたいに自由気ままな性格なんです。一緒に買い物をしていたら突然、行方不明になってどこかに消えちゃったり。何してたと思います? ?ホームレスの人と話が弾んでずっとおしゃべりしてた?だって。意味分からないけど憎めないオヤジです」
そんな秋元も現在はチームKのキャプテンとして16人のまとめ役。だが、メンバーをグイグイ引っ張るチームAのキャプテン高橋みなみとはまた違ったタイプ。
「私は“やるよー”とかあんまり言わず、それぞれの自主性に任せてます。チームKには(大島)優子や(宮澤)佐江みたいな個性派ぞろい。最近、みんなから意見が出るようになってきて、私はそれをまとめる係ですね。特に佐江は最近、リーダーシップが出てきて、演出に興味があるって言ってます。私はそれを一歩引いて見ています」
(日刊ゲンダイ2011年9月21日掲載)
引用元:Yahoo!ニュース
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