AKB48メンバー最年長の篠田麻里子
総選挙2位の大島優子に「年齢のわりには頑張ったよ」
Movie Walker 2月16日(木)13時53分配信
AKB48の表舞台と舞台裏の映像を交えた、彼女たちの姿を追ったドキュメンタリー第二弾『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』(公開中)の大ヒット御礼舞台挨拶が2月16日、TOHOシネマズ渋谷で行われ、出演者でAKB48メンバーの大島優子、柏木由紀、篠田麻里子、小嶋陽菜、指原莉乃が登壇した。
AKB48の2011年の活動に密着し、彼女たちのありのままの姿を映し出した本作。昨年6月に行われた第三回選抜総選挙の舞台裏では、惜しくも第2位となり、涙を流す大島、そしてその大島を慰める篠田と小嶋の姿が。その時の気持ちを問われた大島は「足の小指を壁にぶつけて、泣いています」と照れ隠しし、「恥ずかしいです」と頬を赤らめた。そんな大島を見守った篠田は「あっちゃん(前田敦子)と(大島)優子はお互い、そこまで1位にこだわってはいないと思うんですけど、悔しいという気持ちもあり、でもライバルであり仲間でもある」と語り、「優子は表舞台で(感情を)出さないんです。実は裏に秘めているものがあるんじゃないかなと思って、近づいて行ったら、泣いていたので。『2位ってすごいよ。年齢のわりには頑張ったよ』と声をかけました」と明かした。
昨年3月11日の東日本大震災以降、計8回、被災地で支援活動やミニライブ、握手会を続けたAKB48。メンバー内で最多となる4回、被災地へ訪問している指原は「行く度に皆さんの笑顔に励まされていて、私たちの活動にも元気を与えてくれる」と感謝を述べ、柏木は「着いた瞬間、子供たちの笑顔が見えて、『来て良かった』と思った」と振り返った。
記録的猛暑日が続いた昨年夏に行われた、西武ドームのコンサート裏では、大島らが熱中症や過呼吸と戦った。コンサートの裏側を初めてファンに見せたことになるが、大島は「他のアーティストさんたちのコンサート裏を知らないので、自分たちにとってはあれ(状況)が当たり前の風景。(自分で)見て壮絶だなと感じました」と淡々と語る。一方、篠田は「私は全然、倒れなかった。あっちゃんが倒れたことは知っていて、心配していたんですけど、途中で優子が階段で倒れていたことは知らなかった」と驚きが多かったようだ。体が丈夫だと自信を持つ小嶋も「それでも辛いなと思うことがあったんですけど、静かに倒れていったので特に取り上げられることもなかったんです(笑)」と話し、笑いを誘った。観客の声援に、大島は「皆さんの声援で『立て!頑張れ!』と背中を叩かれているような、支えられているような感じ」と日頃、声援を送ってくれる多くのファンへ感謝を述べた。
シングルCDではミリオンセラーを連発。コンサートは3日間で延べ9万人を動員。「じゃんけん大会」などのイベントさえ、チケットは瞬時にソールドアウト。テレビや雑誌でもAKB48を見ない日はない。だが、表舞台の華やかさだけでは語れない“本当の姿”とは。本作を見て、彼女たちを知り、AKB48を好きになってもらいたい。【Movie Walker】
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