2011年7月28日木曜日

総選挙の順位づけがあるからこそ、争いが減る!?


総選挙の順位づけがあるからこそ、争いが減る!?
集英社雑誌ニュース 7月25日(月)11時23分配信

6月9日に行われた「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」で決定した選抜メンバーが歌う新曲『フライングゲット』(8月24日発売)が、発売前から話題を集めているAKB48。彼女たちのブームを決定づけた要因のひとつともいえそうな「総選挙」について、美容ジャーナリストの齋藤薫氏はこう分析している。

「女は言ってみれば、『選ばれる』のが好きな性だが、順位をハッキリつけられるのは好まない。そうでなくても日々競争させられているのに、その上でまた絶対のヒエラルキーが生まれるのはいかにも辛そう。」とした上で、次のように語った。

「でもこうも思う。100人以上いるメンバーが主観で、『私の方があの子よりカワイイ』といい始めたら、本当に収拾がつかなくなるだろう。何の数字的根拠もなく選抜メンバーが選ばれたら、それこそ憎悪がうず巻いちゃうかもしれない。ここは、学校の成績みたいに、スポーツ競技みたいに、数字で明快な順位をつけた方が争いが減るという判断だったかも」。

さらにこの選ばれるシステムが、AKB48メンバーを美しく磨く理由にもなっていると指摘。

「女はライバルと同じ土俵で競わせればもっともっと磨かれる。これは言ってみれば、『ミス・ユニバース方式』。ファイナリストと呼ばれるミス候補15人をグループで仲良く一緒にトレーニングさせ切磋琢磨させて、美を競わせてから『一人』を選ぶあのスタイルは、本当に効くらしい。」

メンバー同士を競わせることで、スタッフが放っておいてもメンバー1人1人が磨かれていく。AKB48が国民的アイドルになった背景には、このようなシステムも大きく関係しているようだ。

【『MAQUIA』2011年9月号(7月23日発売)『美女のゴシップ文化人類学』より】


引用元:Yahoo!ニュース

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