ファンはCD代で限界に?AKB前田主演映画は苦戦!?
夕刊フジ 6月13日(月)16時56分配信
アイドル集団、AKB48の第3回選抜総選挙で1位に返り咲いた前田敦子(19)。その勢いで公開直後の初主演映画「もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」も大入りか…と思いきや、それほど動員は伸びていないようだ。
“もしドラ”は、累計発行部数268万部を誇る大ベストセラーの映画化。弱小野球部の女子マネジャーが、経営学の父・ドラッカーの「マネジメント」をお手本に、部員を甲子園出場へ導く青春物語だ。AKB48からは、前田とともに総選挙で15位にランクインした峯岸みなみ(18)が女子マネジャー役に扮している。
公開初日2日間の成績は動員約14万人、興収約1億8000万円。決して悪くない数字だが、映画ではトップを取れなかった。
1位が洋画の超人気シリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン~」なのは仕方ないとして、総合2位で、邦画のトップは同日公開の「パラダイス・キス」。北川景子(24)と向井理(29)の共演が話題で、「NANA」で知られる矢沢あいの人気漫画を実写化した。北川が演じるのも女子高生。進学校に通う日常に疑問を持ち、男性との出会いでモデルとして夢を追いかける。2日間で約15万人を動員、興収2億円を超える好スタートをきっている。
“もしドラ”に関しては、ここにきて平日に1割にも満たない映画館もあるという。
「NHKでアニメ化もされ、連日耳にタコができるほどテレビCMが流れたわりには手応えがない。前田は確かに総選挙でのスピーチが感動を呼んだが、山口百恵のように単独CDが売れた実績はなく、“48分の1の存在”なんですよ」(ベテラン映画ライター)という厳しい見方もある。
アイドル系ウェブサイトの主宰者は、「あっちゃん(前田)のファンはお小遣いをCDに注ぎ込みすぎて、スッカラカンになって映画までお金が回らないのでは」と分析。今後、前田の露出が増えるにつれ、動員が伸びるか-。
0 件のコメント:
コメントを投稿