2011年6月11日土曜日

優子は悔し涙、CD買い占め批判に反撃「票数は愛」


優子は悔し涙、CD買い占め批判に反撃「票数は愛」
スポーツ報知 6月10日(金)8時3分配信



AKB48の22枚目のシングル(8月24日発売)を歌う選抜メンバー21人を決める第3回「AKB48選抜総選挙」の開票が9日、東京・北の丸公園の日本武道館で行われた。昨年2位の前田敦子(19)が13万9892票を獲得し、1位に輝いた。2位は昨年首位の大島優子(22)。第1回以来のトップに返り咲いた前田は「本当にうれしい」と号泣。大島とは「これからも一緒にAKB48を支えてほしい」と抱き合い、「皆さんに少しでも認めてもらえるように私なりに頑張っていきます」と宣言した。

明るく元気なキャラクターの大島は、2位のアナウンスにも、笑顔で席を立ち、胸を張ってステージに向かった。昨年の逆転勝利から1年間、1位の看板を背負ってきた前女王が初めて口にしたのは、敗戦の弁でもファンへの感謝でもなく「第三者はいろんなことを言います」。世間の声に対する異議だった。

「1人1票ではないのか。1人で何枚もCDを買って本当に総選挙と言えるのか。いろんなことを言います。ですが、私たちにとって票数は愛です」。決然とした表情で言い切ると、約8500人の観客から大歓声が起こった。「選抜に選ばれなかったみんなにとっても票数は愛なんです。私たちは愛されているから武道館というこんな大きなステージでイベントができるんです」。先月の速報結果発表時にも「全体の票数がとんでもないことになっています。感謝してもしきれません」と自身のことよりグループで勝ち取った票数に喜んだ。それだけに買い占め批判に納得がいかなかった。

前回の第2回選挙で初めて1位に輝き、「ついてきてください」という決意表明をしてから1年。17枚目シングル「ヘビーローテーション」で念願のセンターポジションを奪取したが、結局主役で歌えたのは同曲だけだった。この日のステージでは努めて気丈に振る舞ったが、「去年1位になって『ヘビーローテーション』という曲で初めてセンターになれました。私にとっては大切な曲です」と言った時、大きな目から悔し涙があふれ出た。

最後はいつもの明るい大島に戻った。「そういえば、去年のトロフィーまだもらってないんです。記念に欲しいです!」。トップの座は前田に譲っても、グループへの思いと誇りは誰にも負けない。

◆第3回AKB48選抜総選挙 正式名称は「AKB48 22ndシングル選抜総選挙」。ファン投票で選ばれたランキング上位21人が、22枚目のシングル(8月発売予定)を歌う選抜メンバーとなる。上位12人は「メディア選抜」としてテレビや雑誌に出演できる権利が与えられ、22~40位の19人は「アンダーガールズ」として、22枚目シングルのカップリング曲を歌う。今回の立候補者はAKB48(68人)、SKE48(57人)、NMB48(25人)の150人。投票できるのは、投票カード入りの21枚目のシングル「Everyday、カチューシャ」の購入者、AKB48オフィシャルファンクラブ会員、公式モバイルサイト会員ら。動画サイト「YouTube」で“政見放送”が流された。投票は5月24日午前10時スタートし、8日午後3時に締め切られた。5月25日に速報結果が発表され、大島優子が2位の前田敦子に704票差をつけ1位発進した。第1回、第2回であった中間発表はなかった。


引用元:Yahoo!ニュース

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